疎との鳥 籠の禽
赤ずきん設定
★赤ずきん詳細設定★
●狩人(かりうど)
人里では暮らさず、森の中で暮らすニンゲン一族。人里を害獣やオオカミから護る事を生業としている
ニンゲンの中でも身体能力が高い者が多い
一人前の狩人デビューは14歳、それまでに狩りのノウハウを叩き込まれる
●赤ずきん
狩人一族の中で狩りの才能がない(猟銃を扱えない)者が、自らを囮にして獣を呼び寄せる役割を持つ
赤色は森の中で特に目立つ為に身に付けている
逃げに特化しているので、赤ずきんは基本的に足が速い者が多い
単体で行動する事も多いので、常に獣対策の薬を持ち運んでいる事、薬草を瞬時に見分ける目を持つ。視界範囲が自然と広くなっている
調薬が得意
性別に縛りはなく、本人次第
※赤ずきんがいない時もあり、その場合は狩人でありながら赤ずきんを装着する者も出る
●オオカミ
ニンゲンの姿と獣の姿を持ち、平均寿命300年の長寿生物
過去にはニンゲンを主食とする時代や、ナワバリの取り合いも合ったが、ここ数百年は落ち着いている
互いのナワバリを奪い合う事はないが、ニンゲンを捕食する者は一定数現存している
長寿生物の為繁殖力は低く、生涯産む子供も数は多くて2匹
繁殖時期は真冬
生活環境は洞穴暮らしで火は扱える
ニンゲンも喰べる種族だが、雑食なので植物も食べる
成長速度が非常に遅く、乳幼児期が20年程あり、その間に狩りによって母親が命を落としてしまうと生きていけなくなってしまう
その為、雌のオオカミは妊娠出産に関係なくナワバリ内に乳児がいる場合、一定年齢に達していると母乳が出て子育てフォローを行う
1ナワバリにいる群れの数も5前後
●ジンロウ
オオカミとニンゲンの混血種でオオカミ社会では蔑まれる存在
ニンゲンよりも身体が強いが、オオカミ程優れていない
寿命もニンゲンと同等であり、オオカミから見て老化スピードが速すぎて異端に見えてしまう
ジンロウが劣等種として見られる一番の理由は、「オオカミとしての欠損」が存在する為
見た目で欠損が分かる事があれば、能力が欠損している事があり、産まれるまで欠損箇所は分からない
ジンロウ単体で生きていく事は難しく、オオカミよりも生存率はぐんと落ちて低い
寿命まで生きられる事は非常に珍しい事になる
またオオカミと番になったニンゲンは、寿命がオオカミ同様の長寿となる
●番
オオカミ社会にある男女のパートナーの事を指す
生涯に1匹だけで、一度番になったら生涯共に生きていく
番の変更は出来ない
番になる為には互いの首を噛み、噛み痕を付けて成立となる
番の噛み痕は一生消える事がなく、番っているオオカミは首を布で覆い晒す事をしない
首を隠していないオオカミは番がいないフリーである証明となる
ニンゲンとの番は薄くだが嚙み痕はちゃんとつく