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【孤独な人形師】孤音1

  • kululu0607
  • 2022年4月14日
  • 読了時間: 1分

孤独な 人形師

今日も 一人


当たり前の 日常

今日も 続く




孤音1

人形師の少女




 深い深い、森の奥。ヒトは誰も住めないその森に。



 『魔女』と呼ばれる少女が一人暮らしていた。



 ヒトが住めない理由はとても簡単な事。森は生きていてヒトを迷わせ喰らうからだ。

 『人喰いの森』と呼ばれるその森にヒトは住めない筈。



 けれど、人形師の少女はその森で一人暮らしているのだ。



 金糸の髪に金目。異端な姿、ヒトが住めぬ筈の森に住む事から気が付いた時から『魔女』と呼ばれていたのだ。

 誰もが少女を忌み嫌い、同時に恐怖の象徴として恐れた。


 たまに少女は森から人里へと現れ、己が作った人形を売り、そして去る。まるで呪いの人形とでも言いたくなるその姿にますます人々は少女の事を異端の目で見ていた。

 けれど少女にはどうでも良い事であった。他者と馴れ合うつもりなど毛頭もないのだから。



 一人で生き、独りで暮らす。



 それが少女にとっての総てであり、理で合った。大切なのは他者の意見ではない、己自身の意志なのだ。



 今も昔もこれからも……。それは絶対に変わる事のない流れ……の筈だった。



 『彼』に出会うまでは。

(2011,8,11 飛原櫻)

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