top of page
疎との鳥 籠の禽
【孤独な人形師】孤音3
「やぁ、金の魔女。ご機嫌麗しゅう?」 コンコン、とドアを叩きながらも既にドアは開いていて開けてから叩いた客人に少女は眉間に皺を寄せながら答えた。 孤音3 金の魔女 「アンタが来るまでは上機嫌だったわね」 きっぱりと言う少女に客人である女性は笑いながら言う。...
kululu0607
2022年4月14日読了時間: 2分
【孤独な人形師】孤音2
人形師は 出掛ける 梺の村へ その時 視界の端に 写る 一人の 青年 孤音2 村の青年 少女は久しぶりに出掛ける、梺にある村へ。 今回は己の作る人形を売りに行く訳ではなく、買い出しをする為に。その度に村人から嫌そうな顔で見られるので本当に数ヶ月に一回の買い出しで済むように少...
kululu0607
2022年4月14日読了時間: 2分
【孤独な人形師】孤音1
孤独な 人形師 今日も 一人 当たり前の 日常 今日も 続く 孤音1 人形師の少女 深い深い、森の奥。ヒトは誰も住めないその森に。 『魔女』と呼ばれる少女が一人暮らしていた。 ヒトが住めない理由はとても簡単な事。森は生きていてヒトを迷わせ喰らうからだ。...
kululu0607
2022年4月14日読了時間: 1分


【オリジナルボカロ小説】孤独な人形師
孤独な 人形師 今日も 独り その傍らには 青年の人形が 人々から『魔女』と呼ばれる一人の少女が居た 金糸の髪に金目と言う異端な姿から人々から忌み嫌われ、同時に恐れられていた。 それが当たり前だと思っていた少女の前に一人の青年が現れる。 誰からも愛され、慕われる青年。...
kululu0607
2022年4月14日読了時間: 1分
bottom of page